連載小説「世界王」序章筆者の言葉「読め。」 ハイル!! ハイル! ヒトラー「これで、ドイツ、イタリアの強固な結びつきの元、生存権を北方はポーランド、西はイギリスに伸ばしつつ、仇敵フランスを圧倒できるな。。。。」 ムッソリーニ「そうねぇ、私も安心して南に目をむけられるわぁ♪」 二人の歴史的指導者は永劫の友好を確認し、それぞれの国へ帰った。。 時間は流れて・・・ ヒトラー「かかれィ!ポーランドなど前時代的な騎兵の塊だ!」 ヒトラーの軍は一気にポーランドへとなだれ込んだ。 それに対し、イギリス、フランスは宣戦布告をドイツにするも、武力によるドイツへの攻撃はなかった・・。 ロシアに至ってはドイツに呼応してポーランドへ北方からなだれ込む始末、もはやポーランドという国家は歴史上から消え去ろうとしていた。 「ジーク・ハイル!閣下!大変です!」 ヒトラー「なに!?それは大変だ!!」 「閣下、まだ何も申し上げていません・・・」 ヒトラー「・・・・そうであったな。ところで、貴官は誰なのだ・・・」 「それは申し上げられません、筆者が適当に一兵士という設定でこの写真を選んだようなのです。」 ヒトラー「うむ、そうか!では下がってよい!」 「閣下、私はまだ用件を申し上げておりません!」 ヒトラー「そうであったな!聞こうではないか!」 「はッ!申し上げます!我々帝国軍がポーランド攻略に手間取っているようであります!」 そこで口を挟んだのが、帝国国家元帥ゲーリングだった。 ゲーリング「今のは聞き捨てならんな、・・・はら、その、貴官・・」 「国家元帥閣下!私は名前の設定がございません!貴官で結構でございます」 ゲーリング「そ、そうか・・・」 ヒトラー「おおおおお!世界史の教科書を見よ!ポーランドなど一蹴と書いてあるではないか!」 カイテル「おお、そのようにカイテル。」 ゲーリング「・・・・、閣下は今少し興奮しておられるようだ、私が聞こうではないか、一体どうしたというのだ?」 「は、それでは・・・」 戦場・・・・。 「撃てぇ!」 どごーん! 「どごーん? 私はド・ゴール!」 「(せ、戦場は何が起こっても不思議じゃないんだ・・・落ち着け、俺)」 「ワルシャワは陥落したかね?むっしゅ」 「う、うわぁ!近寄るなぁぁん!」 「ま、待て、一人で突撃するなぁ!」 ひゅん! 「ぐはぁ!!」 「く・・くるぞ・・・」 「なぁに、相手は野蛮な騎馬兵だ・・・」 「私を守るのだ・・・」 「ま、待て!なんだ、あれは・・・・」 どどどどどど・・・・・っ! 「おおおおッ!!」 「ぎゃぁッ!」 「ひるむなぁ!野蛮な兵に射撃を食らわせぃ!」 「騎馬隊の野蛮人め、鉛の餌を食らわせてやるっ!」 「今です!技術に溺れた機械どもに一撃を加えるのです!」 だだだだだだっ! 「な、なんだとぉ!?兵が急に眼前に現れたぞ!!」 「伝令!北から呼応していたスターリンの軍が本国に撤退を始めました!」 「ええええええ!?」 ロシア陣。。。 スターリン「な、なぜだ・・・世界史の教科書にポーランドはドイツとロシアの分割統治と書いてるではないか・・・・!」 カイテル「おお、そのようにカイテル。」 「ははははは!騎馬隊をなめるとこうなる、追撃せよ!」 「いやいや、今はスターリンは捨て置けとの王の命だ・・・」 「そうでしたな!」 ドイツ陣・・・。 「・・・・と、いうわけです」 ドイツ本国・・・・。 「・・・と、いうわけです」 ゲーリング「おおお、回想シーンにしては、貴殿が登場していなかったが、手に取るように状況は確認できたぞ!」 「敵の騎兵、想像以上の実力でした・・・」 ゲーリング「ありえねーーー!モンゴルのチンギス・ハンが墓から蘇ったとでも言うのか!」 チンギス・ハン モンゴルを統一し、中国、欧州、中東にまたがる空前の大帝国を作り上げた人物。 その名は、モンゴル帝国の旧領土、侵攻を受けた国々の人間に深く刻み付けられた名である。 ヒトラー「いや、恐らく、我が軍が遭遇した隊を率いているのはもっと恐るべき者だろう・・・」 ゲーリング「はぃ?」 戦場・・・・。 「初戦勝利、おめでとうございます・・・」 「で、あるか・・・・。」 続く・・・・・かもしんない。 |